Foot traffic data for Suizenji Jojuen Garden, 8-1 Suizenji Koen Chuo Ward, Kumamoto, 862-0956 Japan
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熊本藩主初代細川忠利公(1586-1641)が鷹狩の際に、渾々と清水が湧くこの地を気に入り、御茶屋として整備されたのが始まりといわれる「水前寺成趣園」。後に、熊本藩3代藩主・綱利公(1643-1714)の代に大規模な作庭がなされ、現在の規模の庭園が完成。5世紀東晋の時代の詩人・陶淵明の詩(帰去来辞)より「成趣園」と命名されました。華やかな元禄時代には東屋も沢山あり、成趣園十景を選んで楽しまれました。肥後国熊本藩6代藩主・重賢公(1720-1785)の時代に建物は酔月亭一つを残して撤去され、樹木も松だけの質素なものとなりました。 園内の池からは清冽な伏流水が湧き出し、見事な和風庭園が広がります。水前寺成趣園の池は阿蘇の伏流水から造られ、湧水は、1年中約18度の水温に保たれています。池を囲む松の佇まいはどっしりとしていて、上品な風情が庭園をより美しくしています。鴨の群れや白鷺が優雅に泳ぎ、ゆったりした気持ちにさせてくれます。雨の日は、いつも以上に静けさを感じ、池の美しさに吸い込まれていくようです。熊本市という大都市の中にあることを忘れてしまいそうなほど、穏やかな空間が広がります。歌人でも知られていた熊本細川藩の藩祖・細川藤孝(幽斎)(1534-1610)が、八条宮智仁親王に古今和歌集の奥儀を伝授したという「古今伝授の間」や、毎年8月に薪御能が開催される能楽殿など、園内には見どころが盛りだくさん。また、明治11年(1878年)10月7日、成趣園を境内地として出水神社が創建され今日に至っています。細川藤孝(幽斎)公、忠興(三斎)公、肥後細川家歴代の藩主や忠興公の妻ガラシャも祀られています。正月三が日には初詣の定番スポットとして多くの参拝客でにぎわう場所となっています。